Vol.011 ヤフオクにおける「一部のお客様」について考察してみる
ヤフオクでは、新機能がリリース、あるいはテストリリースされた場合に、そのうちの一部のケースで「一部のお客様を対象に〜」の記載がされている場合がある。この「一部のお客様」についてだが、確かに「対象者がランダムに選ばれる」ことになるには変わりないが、その「ランダムに選ばれた」場合において、どの範囲で有効になるかを考えることにする。
新機能のリリース、もしくはテストリリースの対象となった画面が表示された際に、
- 別のブラウザで表示すると、「一部のお客様」に該当するような新機能のリリース(テストリリースも含む。以下同様)の画面は表示されない。
- ホームネットワーク内の別のコンピューター、あるいは同一のコンピューターにおけるマルチブート環境における別のOSにおいても、新機能のリリースに該当する画面は表示されない。
- 同一端末の同一ブラウザを使用する限り、Yahoo! JAPAN IDでログインしたり、またはログアウトしたりしても、新機能のリリースに該当する画面が表示される。
といった現象がみられる。
これらの現象から、ヤフオクにおける「一部のお客様」を識別する単位として、以下のような特性があると考えられる。
- 同一のコンピューターを使用していても、複数種類のブラウザがインストールされている場合、それぞれのブラウザで「別々のお客様」として扱われる。
- 同一のコンピューターを使用していても、マルチブート環境を構成している場合のそれぞれのOS環境で、各OSごとに同一種類のブラウザをそれぞれインストールしたとしても、同一種類のブラウザを使用する場合を含めて「別々のお客様」として扱われる。
(仮想OS環境のホストOSとゲストOS(Windows7におけるXPモードもこれに含まれます)、というような場合も同様です。)
- Yahoo! JAPAN ID(ログインの有無、また複数IDを使い分けている場合のそれぞれのIDでのログイン、など)は関係ありません。
上記記述について、Yahoo! JAPANおよびその関係者への問い合わせはご遠慮ください。
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last updated: 2011/06/29